【灸実技】 〜灸頭鍼〜 ・目的 鍼の刺激と灸の輻射熱の刺激を使い、相乗効果を得る。 鍼による伝熱ではなく皮膚と灸の距離によって熱刺激を調節する。 ・注意点 火傷に十分気をつける 艾をしっかりと硬めに丸めないと、燃やしてる途中に燃えカスが落ちる可能…
【解剖学】 先週休んだ分のまとめ。 〜動脈系〜 ・大動脈(Aorta):上行大動脈→大動脈弓→胸大動脈→腹大動脈 ※皮下に拍動の触れる動脈→* 右総頸動脈*、左総頸動脈* ・総頸動脈の枝 外頸動脈:顔面動脈*、後頭動脈*、浅側頭動脈* 内頸動脈:眼動脈を分枝し、大…
【西洋医学的診察法】 〜眼振〜 眼球の規則性、律動性、不随意性の往復運動 水平性、垂直性、回旋性に分けられる ・眼振検査の目的 内耳、小脳の障害が考えられるときに検査する。一般には次のように言われる 内耳障害では非注視眼振検査で眼振が起こりやす…
【生理学】 ・筋紡錘と腱受容器 抑制性介在ニューロンを興奮させることが出来れば筋を弛緩、凝りを解消させることができる。 筋にはその他にも、圧や振動の受容器であるパチニ小体や、痛覚受容を行う自由神経終末などがある。それらの求心性情報は、いずれも…
【鍼実技】 〜上腹部への刺鍼〜 ・目的 上腹部にある経穴を取穴する 圧痛のある経穴に、刺鍼をする ・施術体位 仰臥位で膝伸展位 ※西洋医学的な腹診のときは、膝枕を入れて腹壁を緩めた状態をつくる。 東洋医学的な腹診では膝枕を入れずに腹壁を緊張させる。…
【あんま実技】 〜全身の揉捏〜 ・注意点 膝窩は優しく圧迫する(組織が少ないため) 眼窩を圧迫する際は目の位置を確認する 後頭部〜後頚部をやる時は脱力をさせること ・施術 ペア:20代小柄女性 下肢 足底を肘頭で揉捏 内側を母指揉捏 指を背屈させて足底を…
【灸実技】 〜腰背部痛〜 ・確認事項 ペインスコア:10をMAXとして1~10で痛さどれくらい?という指数 FFD(指床間距離):腰痛患者(運動可能な人)前屈をした時の指先から床までの距離を測定 立位体前屈:体育(体力測定)床より先まで指が届く人には、台などに乗…
【西洋医学的診察法】 〜出血傾向〜 血管壁、血小板、凝固因子、線溶因子のいずれに異常があっても、出血傾向が起こる。 原因により治療方針を決める。 止血の機序 : 出血した部位に血小板が何万個も集まり蓋をする ・凝固因子 フィブリノゲン→フィブリン …
【ジャンク】 今日は僕が所属している草野球チーム "ジャンクベースボールクラブ" について書きます。 ・チームの活動 ①大会出場 関東草野球土曜リーグ1部(優勝4回) サンスポ野球大会(第42回東日本大会準優勝) Victoriaリーグ(オータムカップ初出場BEST8) ML…
【筋トレ】 前回の筋トレ記事からかなり間が空きましたが、続編です。 最初から読みたい方はこちら↓↓↓ https://str-fit.hatenablog.com/entry/2019/11/01/002656 簡単に前回の内容をまとめると、 野球やってたから筋肉あると勘違い ↓ *腹筋はうっすらシック…
【鍼実技】 授業を始める前に、先生から この授業内では実技認定試験で合格するための練習ではなく、臨床で通用するための練習をして欲しいという話 基本的なことを聞いているようじゃいつまで経っても技術的な成長、質の高いアドバイスに行き着かない。 こ…
【あんま実技】 〜四指、手根揉捏〜 ・特徴 母指よりも四指の方が強い圧はかからないが、指先の感覚が繊細なため柔らかい組織でも揉捏しやすい。 手根の場合は母指よりも広範囲に圧をかけることが出来る。組織を動かしたい時に有効 ・注意点 頚部は強い圧は…
【灸実技】 ・基礎練習 半米粒大の点火 ↓↓↓ 点火するまでに次の1壮を作っておく。 〜治療見学〜 肩を痛めている、太り気味19歳男性がモデル 患者の訴え 動かすと少し痛い 挙げることは出来るが、途中でゴリってなる感じ 問診、検査 屈曲(90°)制限、外転(30°)…
【解剖学】 先週の補足 〜栄養血管と機能血管〜 ・肝臓の場合 栄養血管→固有肝動脈(O2) 機能血管→門脈(CO2) ・肺の場合 栄養血管→気管支動脈 機能血管→肺動脈 今日の内容↓↓↓ 〜血管の交通と吻合の種類〜 ・吻合:血管がつながっていること。 ・終動脈:吻合…
【西洋医学的診察法】 ・精神交互作用 (注意と感覚の悪循環) 眠れるだろうか? ↓ 眠気に対する意識 ↓ 眠気が来ない のループに入ってしまうこと。 ・長期連用中の睡眠薬中止後の経過 赤:反跳性不眠 緑:退薬症状 黄:症状再燃 青:改善のまま ・抗不安薬と…
【生理学】 ・前回の最後 感覚とその分類 (1)適刺激 それぞれの受容器が適当な刺激を持っているため、そこに最適な刺激が来れば適刺激という。 たとえば、光は視覚の適刺激であり、音は聴覚の適刺激である。 今回の内容↓↓↓ まさかの続きではなく予告違いで …
【臨床実習(附属鍼灸院)】 〜腰背部痛の施術〜 流れは基本。臨床に近い状態で行う。 ・腰背部の問診 OPQRST、腰背部で注意すべきもの、所見(内臓疾患、運動器疾患、安静時痛、動作痛、疼痛部位、他) ・腰背部の診察 立位(側彎確認、前彎/後彎確認、前屈/後屈…
【鍼実技】 〜頭部への刺鍼〜 ・目的 前髪際の後方5分に並ぶ経穴を取穴する。 臨床でよく使われる経穴を取穴する。 経穴を選び刺鍼する。 ・注意点 頭部は顔面と同様にゆっくり何回かで弾入するよりも、1回で入れてしまった方が痛みを感じにくい。 出血しや…
【あんま実技】 〜背中の筋膜リリース〜 ・目的 背腰部から脊柱周辺の筋を揺らしながらほぐす 脊柱起立筋(最長筋、腸肋筋、棘筋) 腰方形筋… ・注意点 高齢者などは肋骨、背骨の骨折リスクが高いため、体重をかけすぎない。 肋骨に沿って軽い力で揺らしながら…
【解剖学】 (4)大脳基底核 大脳皮質→線条体→淡蒼球→視床→大脳皮質 の循環 線条体:被殻と尾状核からなる。大脳皮質から投射を受け、黒質や視床下核へ投射する。 脳おわり! 【循環器系総論】 肺循環:心臓→肺動脈→肺(肺胞の毛細血管)→肺静脈→心臓 体循環:心…
【西洋医学的診察法】 〜不明熱〜 定義 (過去の) ・経過中、38.3度以上を数回 ・3週間を超える発熱の継続 ・3週間の入院検索にも関わらず診断に至らない ※3週間以上の発熱は悪性腫瘍の可能性が高い 不明熱の悪性腫瘍 ・非ホジキンリンパ腫 ・ホジキン病 ・白…
【生理学】 ・前回までの復習 筋収縮の過程でのミオシン頭部の運動 筋弛緩の過程でのCa2+の筋小胞体への回収 ミオシン頭部とアクチンとの結合の分離 今日の内容 ↓↓↓ ・筋のエネルギー供給の仕組み (1)ローマン反応 ADPがクレアチンリン酸からリン酸を受け取…
【鍼実技】 〜背部の刺鍼〜 膀胱経1行線(脊柱外側1.5寸) 上から順に、 大杼 風門 肺兪 厥陰兪 心兪 督兪 膈兪 肝兪 胆兪 脾兪 胃兪 三焦兪 腎兪 気海兪 大腸兪 関元兪 の中から4穴刺鍼 目印となるのは、ヤコビー線の高さが L3、L4の間(気海兪) 肩甲骨下角が…
【あんま実技】 上背部〜アキレス腱 肘頭、前腕を使った施術 ・注意点 高齢者で特に注意が必要 指圧よりも強い刺激になることを理解しておく 脊柱の圧迫骨折、肋骨骨折など *高齢者で身長が2〜3cm縮んだ という場合ほとんどの可能性で圧迫骨折を起こしている…
【灸実技】 ・基礎練習 半米粒大の点火(テーマを持って) 点火を1発でやるために、形の綺麗なお灸にする。 ラスト1分間練習(7壮) 〜足の厥陰肝経〜 脛骨頭から内果までが15寸 肝経は前屈・後屈に対して効果出やすい 血圧を下げる *前屈行かない人が"太衝"へ単…
【解剖学】 〜大脳〜 ・位置 脳重量の80%をしめる 小脳三層 大脳六層 ・区分 左右の大脳半球と両者を連絡する脳梁からなる 大脳縦列:左右の大脳半球を分ける深い溝。硬膜のヒダ(大脳鎌)が入り込む *写真の4葉と、それを分ける溝を覚える。(位置関係) ⑴大脳…
【生理学】 教科書に載っていない部分 細胞と細胞の間には隙間があるのに何故活動電位が通るのか T管カルシウムチャネル→筋小胞体カルシウム フット構造というものが存在していて、1つの細胞に活動電位が通るとフット構造が変化して隣の細胞のカルシウムイ…
【臨床実習(付属鍼灸院)】 〜脛骨神経 神経パルス〜 坐骨神経から膝窩上方で、脛骨神経と総腓骨神経に分かれる。膝窩周辺で鍼が届きやすい ・脛骨神経を狙って刺鍼する場合の取穴の仕方 膝窩中央(委中) or 委中穴から上方3cmの高さで、大腿二頭筋内側縁の内…
【鍼実技】 〜顔面部への刺鍼〜 臨床でよく使われる経穴を取穴 症状に合わせて経穴へ刺鍼 奇穴が4つ(印堂、魚腰、太陽、夾承漿) 正穴が5つ(攅竹、陽白、迎香、下関、聴会) 眼精疲労:攅竹、太陽 上歯痛:下関 下歯痛:夾承漿 鼻閉、鼻汁:迎香、印堂 耳鳴り…
【筋トレ】 今日は学校をサボってしまったので、 授業記録ではなくて僕の趣味である「筋トレ」を始めたきっかけとか? 簡単にまとめていこうと思います。 ・筋トレ始めた経緯 大学3年の時、所属していた野球部の引退した先輩方が太ってしまっていたり、筋肉…