str_fit’s diary

野球、筋トレ好きな 鍼灸の夜間部専門学生が授業の内容を記録するために書き始めたブログです。時々登場する野球記事、筋トレ記事ではみなさんに有益な情報を届けられるよう、体験ベースに書いていきたいと思ってます。是非覗いていってください。

臨床実習記録~20191102~

【臨床実習(付属鍼灸院)】

 

 

 

〜脛骨神経 神経パルス〜

坐骨神経から膝窩上方で、脛骨神経と総腓骨神経に分かれる。膝窩周辺で鍼が届きやすい

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・脛骨神経を狙って刺鍼する場合の取穴の仕方

膝窩中央(委中)

or

委中穴から上方3cmの高さで、大腿二頭筋内側縁の内側(正中寄り)1寸のところ

 

正確に脛骨神経付近へ鍼を刺して通電した場合、下腿の筋が収縮をする(腓腹筋、ヒラメ筋、長母指屈筋など…)

 

 

・パルスの効果

経穴への刺激、細胞組織への刺激

これらを行うことで鎮痛や冷え、に効果あり

パルス通電を行うことで持続的な刺激を与えることが出来る。

 

*冷えに対する効果は、筋ポンプ作用により血流を促すことによる

 

 

・実践

実際に膝窩中央から上方3cmの高さで大腿二頭筋内側縁から正中寄りに1寸のところへ刺鍼し、パルス通電により反応をチェックした。

 

施術役

取穴した部位へ刺鍼して通電しても下腿への反応が出ず、膝窩周辺がピクピクと動いた。これは、脛骨神経に通電が出来ていないためで、委中に刺し直して通電したら、正しい反応が出た。

患者役

右足は1回目に刺鍼した部位で、通電したら正しい反応が出た。膝窩から下腿を通って足の裏までピリッと来る感じ。痛みはほぼ無し。

左足は筋の収縮の仕方は正しかったが、ピリッと来る場所が外果の後ろ側で、痛みがあった。

 

 

反省点

脛骨神経の走行をすぐにイメージ出来なかった。解剖の勉強不足。

大腿二頭筋は大腿後面の外側よりにあることは分かったが、内側縁の取り方が難しかった。

実際に自分が通電をしてもらい、痛みの感覚を知れたことが自分がやる時に正しく取穴して患者のことを思いやり、治療するために必要な経験だと思った。痛いと感じてしまうと交感神経が優位になり、治療効果も下がってしまうので、技術をしっかりと身につけて行きたい。

鍼実技の授業中以外にも練習する機会を作っていく。

 

画像は ビジブルボディ アトラス より

 

 

 

 

 

 

 

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