鍼灸の授業記録~20191204~
【灸実技】
〜灸頭鍼〜
・目的
鍼の刺激と灸の輻射熱の刺激を使い、相乗効果を得る。
鍼による伝熱ではなく皮膚と灸の距離によって熱刺激を調節する。
・注意点
火傷に十分気をつける
艾をしっかりと硬めに丸めないと、燃やしてる途中に燃えカスが落ちる可能性がある
直刺しないと艾の重みで鍼が倒れてしまう
・施術
ペアは小柄20代女性
腎兪(第2腰椎棘突起下端の高さ、正中から1.5寸外方)辺りの平坦な所に3番鍼を直刺(深さ1.5cm)
直径1cm程度に丸めた艾を鍼柄に差し込む(鍼の深さを変えないよう注意)
*コの字型の紙などを用意して落下しても火傷を防ぐことが出来る
艾の下方に線香またはライターで点火する
燃え切ってからしばらく置く
濡れた綿花で包むように艾を抜き取り、水を溜めた灰皿に捨てる
鍼が冷めてから抜鍼
・反省点
直刺が上手く出来たので倒れる心配などは無かったが、艾を硬く丸めた状態のまま鍼柄につけるのが難しかった。
自分が受けた時あまり熱を感じなかったので、気持ち深めに刺して定規で測ったところ、1.2cmくらいしか刺さっていなかったので深さをイメージしながら刺入出来るように感覚を覚える必要があると感じた。
また次週!