臨床実習記録~20191214~
【臨床実習(附属鍼灸院)】
〜臨床の流れ(膝足部)〜
・膝の診察
まずは外傷かどうかを確認
罹患組織の確認(筋、骨、靭帯、それ以外?)
膝蓋跳動の有無
膝関節ROM、MMT
チネル徴候の有無など
・注意点
外傷だった場合
内側側副靱帯、半月板、前十字靭帯のどれかがほとんど
曲げ伸ばしが出来なければ病院へ行かせる(MRI)を撮ってもらう
※靭帯損傷だと腫脹と熱感を伴う
小児(10歳前後)
すぐに治らなければ疑わなければいけない疾患が多いので、抱えずにすぐ病院に行かせて検査を受けさせる。
※自発痛、夜間痛には注意
・触診で抑えるところ
膝蓋骨
関節裂隙(大腿骨と頸骨)
内側側副靱帯
外側側副靱帯
・圧痛部位の確認
オレンジの丸で囲ったあたりの圧痛には注意
・治療法
筋萎縮の患者には、座位で足首に重りをつけて膝を曲げ伸ばしする動き(レッグエクステンション)や、仰臥位で膝下にタオルを丸めてある程度高さを作り、そのタオルを押しつぶしてもらう(等尺性収縮)
などを行うだけでもかなり効果が出る。
拘縮を診る時に硬さで原因を探る。(ゴム様の弾力は筋、コツコツと当たる様な硬さは骨、その間くらいの硬さだと靭帯)
※オスグッドは四頭筋の過緊張
・反省点
先週休んでしまったので、テスト法などのやり方が分からずに実習に入ってしまった。
やりながら説明してくれたが、本来は覚えておくべき。
関節にはある程度の遊びが必要で、凹凸からなる為滑走-回転という動きをすることを頭に入れておく。(膝以外の関節も全て)
新しい情報がたくさん聞けた実習になったので、アウトプットする場を作り、記憶を早く定着させる様にしていきたい。
また、実践的なことを教えてもらえるので、実際に身近な人にやらせて貰ったりして技術を身につけていく。
また次回!