鍼灸の授業記録~20191218~
【灸実技】
〜遠隔治療〜
・目的
直接患部に触れないことで、圧痛などのある患者に対するアプローチができる。
・基礎練習
お灸の半米粒大で下腿の陽経に施灸
ペアは細身20代男性、太身20代男性
・触診
肩関節(僧帽筋)を緩める
左右差を確認
肩関節屈曲、伸展、回旋
首の側屈
をしてもらい、動きの悪い方へ施術をする
・施術
右僧帽筋に硬さが見られた
伏臥位になってもらい、右僧帽筋に軽く手を添えながら、
広背筋、僧帽筋、肩甲骨の3つからなる三角形に指を当てる。もしくは、手拳や指課で揉捏する。
添えている手で僧帽筋の動きを最も感じる揉捏法で1分ほど継続。
起き上がってもらい、施術前と比較をしてもらった。
・結果
首の側屈がかなり改善されて、肩関節屈曲時の上腕の重さも改善された。
・反省点
前後の変化を明確に感じるために基準を作っておけばよかった。
しかし、本人が感じるくらいに効果を出せたので、そこは良かった。
筋トレ後などにこのような手技を使えたらかなり楽になりそうと思った
また次週!