臨床実習記録~20191026~
【臨床実習(実技室)】
腰背部の診察に必要な知識、技能の習得
治療の流れ
医療面接→身体診察→検査→診断→治療→経過観察
腰背部の医療面接
①腰背部痛を引き起こす疾患について
②レッドフラッグ(注意すべきもの)
③内臓疾患と運動器疾患の所見
④脊椎のアライメント
⑤側彎の評価
⑥運動と評価
⑦疾患と疼痛部位の関係
医療面接では鍼灸が適応かどうか、癌などの重大な疾患を早期に発見するため大切なポイントをいくつか抑えておく必要がある
実習
ペンで体表に骨の位置を書いて確認
上後腸骨棘、ヤコビー線を目安にして
L1〜L5、S1を見つける
仙骨口の位置を確認し、筋の起始部を明確にする(梨状筋、大臀筋…)
標準体型の男性を対象に触診
スムーズに位置の確認をすることができた。
腰方形筋を緩めるために同側の下腿、膀胱系を緩めてあげるのが有効。腰のハリがある人は固まりやすい。
反省点
昨日鍼の時に腰椎の高さを確認して取穴したが、ヤコビー線の高さにくるのが軟部組織や皮膚の関係上、L5、L4の間ではなくL4、L3の間に来ていることが分かった
人によっても違うのは確かだが、脂肪の付き方や筋、骨の歪みなども考慮して考える必要があると感じた。
腰椎よりも胸椎は間隔が狭くなるので、棘突起の横から触るようにすると分かりやすくなると思うので取穴などの際に間違わないよう注意したい。