鍼灸の授業記録~20191102~
【生理学】
教科書に載っていない部分
細胞と細胞の間には隙間があるのに何故活動電位が通るのか
T管カルシウムチャネル→筋小胞体カルシウム
フット構造というものが存在していて、1つの細胞に活動電位が通るとフット構造が変化して隣の細胞のカルシウムイオンも動かしてくれる
心筋は活動電位が通ると細胞外液からカルシウムが入って来る
骨格筋は筋形質膜をカルシウムが通らないで、フット構造の変化によりカルシウムが細胞内から出る
神経系接合部は、運動神経の脊髄前角から活動電位が来て、それによってリレー型で筋細胞が収縮する(リレー型シナプス)
中枢神経→脊髄前角(運動神経)→筋線維
中枢神経は統合型シナプス
*重症筋無力症は、命令に対して収縮が反応しない、中枢神経は正常。
フット構造が活動電位を筋収縮が起こる過程に変換させている!
・等張性収縮と等尺性収縮
等張性収縮というのは見かけ上のことを説明しているだけであって、実際には動いている場合常に負荷は変動している。
人の筋肉は、"力で損して距離で得する"という仕組みである。
支点〜作用点と力点〜支点の距離による関係から考えると、アームカールの動きで上腕二頭筋にかかる負荷は、手のひらで支えている重さの約5倍。
・単収縮と強縮
1回だけ活動電位が発生して、1回だけ収縮することを単収縮という。(活動電位1発で閾値を超える)
生理学的には骨格筋でこの現象はありえない。
活動電位が出続けて、完全強縮の状態で動かせるようになる。
不完全強縮は生態ではありえない→外部からの刺激では起こる(パルス、電極パッド…)
*心筋は単収縮で動いている。
140hz以上ですべての筋が反応する値
外部からの電気刺激は、リハビリとして使う分には効果あり。トレーニング効果は無し。
瞬発力(筋の収縮スピード)はミオシンの首を振る速さが決めている。
弛緩のスピードは筋小胞体がカルシウムを取り込む速度
・筋の疲労
ATPがあっても、ATP分解酵素が無ければ、分解出来ずに、弛緩出来ないからパンプアップする。
乳酸は再びエネルギーに替えられる。
ミトコンドリアの多いところへ乳酸を運べばピルビン酸へ変換させてエネルギーになる。
*ビタミンB6、B12などが有効
生理学やっぱむずい…泣