2019-01-01から1年間の記事一覧
【臨床実習(附属鍼灸院)】 〜腰背部痛の施術〜 流れは基本。臨床に近い状態で行う。 ・腰背部の問診 OPQRST、腰背部で注意すべきもの、所見(内臓疾患、運動器疾患、安静時痛、動作痛、疼痛部位、他) ・腰背部の診察 立位(側彎確認、前彎/後彎確認、前屈/後屈…
【鍼実技】 〜頭部への刺鍼〜 ・目的 前髪際の後方5分に並ぶ経穴を取穴する。 臨床でよく使われる経穴を取穴する。 経穴を選び刺鍼する。 ・注意点 頭部は顔面と同様にゆっくり何回かで弾入するよりも、1回で入れてしまった方が痛みを感じにくい。 出血しや…
【あんま実技】 〜背中の筋膜リリース〜 ・目的 背腰部から脊柱周辺の筋を揺らしながらほぐす 脊柱起立筋(最長筋、腸肋筋、棘筋) 腰方形筋… ・注意点 高齢者などは肋骨、背骨の骨折リスクが高いため、体重をかけすぎない。 肋骨に沿って軽い力で揺らしながら…
【解剖学】 (4)大脳基底核 大脳皮質→線条体→淡蒼球→視床→大脳皮質 の循環 線条体:被殻と尾状核からなる。大脳皮質から投射を受け、黒質や視床下核へ投射する。 脳おわり! 【循環器系総論】 肺循環:心臓→肺動脈→肺(肺胞の毛細血管)→肺静脈→心臓 体循環:心…
【西洋医学的診察法】 〜不明熱〜 定義 (過去の) ・経過中、38.3度以上を数回 ・3週間を超える発熱の継続 ・3週間の入院検索にも関わらず診断に至らない ※3週間以上の発熱は悪性腫瘍の可能性が高い 不明熱の悪性腫瘍 ・非ホジキンリンパ腫 ・ホジキン病 ・白…
【生理学】 ・前回までの復習 筋収縮の過程でのミオシン頭部の運動 筋弛緩の過程でのCa2+の筋小胞体への回収 ミオシン頭部とアクチンとの結合の分離 今日の内容 ↓↓↓ ・筋のエネルギー供給の仕組み (1)ローマン反応 ADPがクレアチンリン酸からリン酸を受け取…
【鍼実技】 〜背部の刺鍼〜 膀胱経1行線(脊柱外側1.5寸) 上から順に、 大杼 風門 肺兪 厥陰兪 心兪 督兪 膈兪 肝兪 胆兪 脾兪 胃兪 三焦兪 腎兪 気海兪 大腸兪 関元兪 の中から4穴刺鍼 目印となるのは、ヤコビー線の高さが L3、L4の間(気海兪) 肩甲骨下角が…
【あんま実技】 上背部〜アキレス腱 肘頭、前腕を使った施術 ・注意点 高齢者で特に注意が必要 指圧よりも強い刺激になることを理解しておく 脊柱の圧迫骨折、肋骨骨折など *高齢者で身長が2〜3cm縮んだ という場合ほとんどの可能性で圧迫骨折を起こしている…
【灸実技】 ・基礎練習 半米粒大の点火(テーマを持って) 点火を1発でやるために、形の綺麗なお灸にする。 ラスト1分間練習(7壮) 〜足の厥陰肝経〜 脛骨頭から内果までが15寸 肝経は前屈・後屈に対して効果出やすい 血圧を下げる *前屈行かない人が"太衝"へ単…
【解剖学】 〜大脳〜 ・位置 脳重量の80%をしめる 小脳三層 大脳六層 ・区分 左右の大脳半球と両者を連絡する脳梁からなる 大脳縦列:左右の大脳半球を分ける深い溝。硬膜のヒダ(大脳鎌)が入り込む *写真の4葉と、それを分ける溝を覚える。(位置関係) ⑴大脳…
【生理学】 教科書に載っていない部分 細胞と細胞の間には隙間があるのに何故活動電位が通るのか T管カルシウムチャネル→筋小胞体カルシウム フット構造というものが存在していて、1つの細胞に活動電位が通るとフット構造が変化して隣の細胞のカルシウムイ…
【臨床実習(付属鍼灸院)】 〜脛骨神経 神経パルス〜 坐骨神経から膝窩上方で、脛骨神経と総腓骨神経に分かれる。膝窩周辺で鍼が届きやすい ・脛骨神経を狙って刺鍼する場合の取穴の仕方 膝窩中央(委中) or 委中穴から上方3cmの高さで、大腿二頭筋内側縁の内…
【鍼実技】 〜顔面部への刺鍼〜 臨床でよく使われる経穴を取穴 症状に合わせて経穴へ刺鍼 奇穴が4つ(印堂、魚腰、太陽、夾承漿) 正穴が5つ(攅竹、陽白、迎香、下関、聴会) 眼精疲労:攅竹、太陽 上歯痛:下関 下歯痛:夾承漿 鼻閉、鼻汁:迎香、印堂 耳鳴り…
【筋トレ】 今日は学校をサボってしまったので、 授業記録ではなくて僕の趣味である「筋トレ」を始めたきっかけとか? 簡単にまとめていこうと思います。 ・筋トレ始めた経緯 大学3年の時、所属していた野球部の引退した先輩方が太ってしまっていたり、筋肉…
【灸実技】 基礎練習15分 ・米粒大→半米粒大 ・点火(半米粒大) 〜足の少陽胆経〜 足の小指側を持ち上げる動きで筋が疲労する 足臨泣は同側のお尻(中臀筋など)を緩める 腓骨頭から外果までが14寸 股関節の動きを見て、左中殿筋に硬さが見られたので、左足の…
【解剖学】 〜小脳〜 1.位置 橋の後方で第4脳室の背面にある 2.区分 以下の3つに分けることができる ・片葉 前庭神経核からの神経線維を受ける からだの平衡バランスを保つ ・虫部 脊髄小脳路を介して全身の深部感覚を受ける 全身の深部感覚情報に基づき、…
【西洋医学的診察法】 ・片麻痺の鑑別 レッドフラッグ 突然発症、冷汗、胸痛、背部痛、頚部痛、頭痛、嘔吐、意識障害、麻痺増悪、痙攣、一過性意識消失 〜食欲不振〜 ・満腹感の発生(糖定常説)→食後血中のグルコースが上昇して脳を刺激して満腹感を感じる? …
【生理学】 筋 〜骨格筋の構造と働き〜 先週の振り返り ・筋の種類 1、横紋があり、収縮作用のある骨格筋、心筋 2、内蔵などを構成する、横紋のない平滑筋 骨格筋は運動神経支配(随意) 平滑筋、心筋は自律神経支配(不随意) ・骨格筋の種類 白筋(速筋)… ミオ…
【臨床実習(実技室)】 腰背部の診察に必要な知識、技能の習得 治療の流れ 医療面接→身体診察→検査→診断→治療→経過観察 腰背部の医療面接 ①腰背部痛を引き起こす疾患について ②レッドフラッグ(注意すべきもの) ③内臓疾患と運動器疾患の所見 ④脊椎のアライメン…
授業記録としてスタート! 【鍼実技】 膀胱系の腎兪、肝兪への刺鍼 腎兪…ヤコビー線がL4なのでその2つ上、L2の高さ 1行線(肩甲骨内縁と脊柱の間、1.5寸) 肝兪…肩甲骨下角がT7なのでその2つ下、T9の高さ 1行線 患者の右側から斜刺 左右の均等さや同じ高さに打…